毎日のようにChatGPTなど生成AIの話題がニュースになりますが、もっと前から実社会で活用され、相当に浸透しているのが識別系、認識系のAIです。 自動運転で歩行者や対向車を認識したり、熟したトマトを判別したり、工場で良品を検知したり…。文章や画像をアウトプットするわけではないけれど、ディープラーニングで人間以上の「目」や「耳」を持って、物事を自分で判断できるわけです。 さて、その識別AIをつくるには、教師データをAIにインプットする「アノテーション」という作業が必要です。前述のトマトの場合、熟したトマトとそうでないトマトの画像を用意して、前者の特徴を 教え込まなければなりません。そして、大抵の場合、アノテーションには数万ものデータが必要で、しかも人の手で行われます。識別AIの開発は8割以上がアノテーションが締めているとも言われます。 このアノテーションを、AIにやらせてしまおうと考えたのが、FastLabelです。同社によれば、ディープラーニングを活用した自動化で、エンジニアの工数の70%を削減したと言います。 前述のとおり、アノテーションはほとんどのAI開発に必要な作業で、精度やスピードアップのボトルネックになっているので、解決できるサービスは強い! 同社が掲げるスケールの大きいパーパスも、 『AIインフラを創造し、日本を再び「世界レベル」へ』 決して夢物語ではないと、期待を感じさせられます。 FastLabel https://fastlabel.ai/
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