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小越 建典

飲食店の生産性UPに決め手!?


飲食店は、人件費や家賃などの固定費が重いビジネス。毎月の経費の約50%を占めるのが一般的です。決まったお金が出ていくのに、売上は不安定。そんな経営体質を変えるために、シコメルフードテックが取り組むのが、「仕込み」のアウトソーシングです。 同社の「シコメル」は、飲食店と食品工場をマッチングするプラットフォーム。飲食店がレシピを提供すると、味や見た目が忠実に再現されたオーダーメイドの仕込み済み食品を、提携する食品工場が製造します。 下処理やカットなどの加工済み、場合によっては味付け済みの食品が個別包装されて届くので、店舗では最終的な調理や盛り付けだけ行えばOK。ある海鮮丼店では切り付け済みのネタ、味付け済みの酢飯を利用。お店には包丁も炊飯器も置いていません。 スタッフの作業が減る分、人件費は大幅に削減されます。さらに、広いキッチンが必要なく、店舗面積を圧縮できるので、家賃も抑えられます。飲食店の経営課題である固定費の比率を、大きく下げられるのです。 当然、仕込みを外注する分の食材原価=変動費は上がります。結果的にトータルのコストが増加する場合もありますが、飲食店はコスト構造の転換にメリットを感じているといいます。

環境変化へ柔軟に対応できる、売上が減っても利益を確保できる、人手不足のなか少人数で運営できる、といった経営体質の改善につながるのです。 現在、およそ2800店舗が登録。主に自社のセントラルキッチンで一括の仕込みができない、中小規模の飲食チェーンが利用しています。 ●飲食店の仕込み問題解決アプリ「シコメル」

 

株式会社シーティーイーは、企業がつくる雑誌「コーポレートマガジン」を推進します。

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