インキーパー社が運営する「ビジネスホテル ドリームビレッジ エンシン」は、「モジュール工法」を採用する新しい宿泊施設。別の場所で部屋などのモジュールをつくった後、建設地に運んで組み立てる工法で、従来工法と比べ工期を大幅に短縮できます。
東日本大震災からの復興工事により、東北ではホテルの需要が高まり、同社は気仙沼や陸前高田に、いち早くホテルをモジュール工法で建設しました。しかし、復興工事が完了するとホテル需要はなくなったため、代わりにキオクシアの大規模工場の建設が進められる北上市にモジュールを移設して、新たに開業することになりました。
宿泊業は需要の波が大きい反面、(ホテルの客室を増減したり場所を変えるなど)供給の調整がしづらいビジネスです。資源を活かし、フレキシブルに変化に対応するアイデアは、他業界のビジネスにも参考になります。
需要のある場所に移動するホテルが誕生!
株式会社シーティーイーは、企業がつくる雑誌「コーポレートマガジン」を推進します。
詳しくはこちらまで。